日立の寒冷地向け業務用エアコンについて
日立の寒冷地向け業務用エアコンは、寒さ知らずというものです。寒冷地でしっかりとした暖房能力を発揮してくれる機種です。大きな特徴としては運転音に配慮した設計になっているという点です。業務用エアコンでは、運転音が気になるという人が意外と多いです。とくに夜間の運転音などで出来るだけ静かな方がよいでしょう。この機種にはナイトシフトモードがあります。これは夜間に使用するためのモードです。冷房運転時に外気温が30℃以下になると回転数を抑えて運転音を抑えます。
日中の音が気になるという場合には、運転音低減モードがあります。これによって圧縮機の回転数を抑えて運転音を出来るだけ小さくするということが出来ます。運転音に配慮した設計になっているので、日中はもちろん夜間でも安心して使用することが出来ます。
運転音に配慮しているだけでなく、暖房運転が素早いというのも大きな特徴となっています。外気温が2℃の場合には運転から80秒で約45℃の温風を吹出します。さらに、もっと過酷な条件、外気温が-15℃以上になると運転から8分以内に40℃の温風を出すことが出来ます。すばやく暖かい風を出すことが出来るのは大きな魅力です。寒冷地で使用するのにとてもおすすめです。
業務用エアコンの疑問をわかりやすく解説
業務用エアコンのフロンガスはなぜ回収するの?
既存の業務用エアコンを撤去する場合には、まずはその中に入っているフロンガスをすべて回収することから始めます。そもそもなぜ、フロンガスを回収する必要があるのでしょうか?抜くのであればそのまま放出してはいけないのでしょうか?放出してしまったほうが早く処理が出来そうな気もしますが、どうなのでしょうか?
まず、フロンガスをみだりに大気中に放出することは禁止されています。そのような行為をすると処罰を受けますので、絶対にそのようなことをしてはいけません。フロンガスはオゾン層の破壊、地球温暖化などに大きく影響を与えていると言われています。つまり、そのまま放出してしまうと地球環境に悪影響を及ぼすことになってしまうのです。そのような理由から、必ず業務用エアコンを処分する際には、冷媒ガスを回収して破壊処理などの適切な処理を行う必要があります。
このように回収するのは、なぜなのか?と疑問に思っていた人も多いかもしれませんが、地球環境を守るためということがわかったでしょう。これから、既存の業務用エアコンを処分するという人は、ガスを回収する必要があるということをしっかりと覚えておきましょう。
業務用エアコンの設置でよく聞く現地調査って何するの?
業務用エアコンを設置する際によく聞くのが、現地調査というものです。この現地調査って具体的に何をするの?と疑問に感じている人もいるでしょう。この現地調査は、正確な見積をするために重要なものになります。また、この現地調査において業務用エアコンの室内機と室外機を設置する位置などを決めます。
また、設置する際に必要な工事を確認します。既存配線、既存配管、ドレン配管、ブレーカーなどの確認、室外機や室内機の搬入経路の確認なども行います。この確認をしておかないと、工事をする際に時間がかかってしまいます。また、天井などの状態を点検口などを使って調べます。現地調査においては、必ず施主が立ち合って行います。工事をする際のトラブルを防ぐためです。現地調査において疑問点や不明な点があれば確認するようにしましょう。また、他にも要望があるという場合もそのことを伝えておきましょう。
現地調査にかかる時間については、現場によって異なりますが約30〜60分程度を想定しておくとよいでしょう。業務用エアコンの場合には、それぞれの現場の状況によってかかる工事費用が異なりますので、現地調査にて確認をしてもらい正式な見積を出してもらいましょう。